グニャグニャがとまらない

3歳児さんは、まだまだ甘えたくて仕方がないお年頃です。毎朝登園時に号泣している子もいます。「ママがいい〜」と泣きじゃくっています。抱っこしながら一緒に朝の支度をしているうちに、だんだん元気になってきます。最近ではひとりで気持ちを切りかえる日も出てきました。まあこの手の対応の仕方はわかるんです。

甘えたいのは同じなんでしょうが、グニャグニャになって何もしないタイプ‥‥難しいですねぇ。抱っこしてもグニャグニャ、一緒に何かしようとしてもグニャグニャ! う〜〜。どうしたもんか。大好きな海の生き物の本でお支度に誘うのも、一回で飽きられました。

その後も海の生き物の写真などを部屋やトイレに貼り、スキンシップをとり、優しく厳しくいろいろな声かけをし、話を聞き、思いつくことを試しています。おっ いいか?と思うのは一瞬で、すぐグニャグニャにもどり、今のところ特に効果は見られません‥‥ やりたくなくてもやらなければいけないこと。 あるんだよね。

 

イヤイヤがとまらない

「元気ですか〜? 私は疲れてまス」1歳児クラスの担任の先生。子どもたちは順々にお誕生日がきて、2歳になってきました。合同保育の朝の時間は、年上の子どもたちにちょっこり混ざって、それはそれはおとなしく遊んでいます。「パパときた」「かみきった」などなどお話も上手になって、なんてステキ!なのですが。

クラスの活動になると、おふざけ全開! こちらがやってほしいことがわかるので、上手にそれだけはやらない感じですかね。1人がそうなると、まわりの子もおふざけはすぐにマネしちゃいます。 危険なことはもちろんすぐにやめさせます。 けじめも大切。どうやってそれを伝えていくか。毎日毎日くりかえし言い続けていく。根気が必要です。難問です。

昼と夜の寒暖差も大きくて、体調を崩しやすい季節です。あらためて子育てに一番大切なこと。まずは自分が「快眠 快食 快便」であること。自分の心が穏やかであればいいはず! じゃあどうやって睡眠時間を作るんだ? これが一番の難問です。

 

 

今日もしいたけ入ってる?

きのこが苦手な4歳児さん。朝から心配そうに聞いてきました。毎日どこかしらにきのこは入っているもんね。「今日の給食なんだろうね〜。もし入ってたら、残してもだいじょうぶだよ」うんうん うなずいて、安心して遊びにもどっていきました。

自分も幼い頃好き嫌いがあって苦労したという栄養士さんのお話。 食事は1日に3回。3回もあります。何でも食べることも大切だけど、まずは楽しい時間であること。ここが何よりも大切にするポイントだそうです。 給食のことが心配で、遊ぶ元気も出なくなってしまったり、「保育園に行きたくない」にならないように。

今日のメニューには、ほうれん草としめじのバター炒めがありました。「食べられないよぉ〜」とは言いながらも表情は元気です。「ひとつ食べたよ!」という時もあります。がんばってみようか!と声をかけながら、小学校までに少しずつ食べられるものが増えていくといいな、と思います。

 

特別な存在

「家では緑の野菜を全然食べないんですけど、保育園ではどうですか?」のようなお話をよく聞きます。進んでは食べないけれど、がんばって食べていることが多いです。小さいながらも、ここではがんばらないといけないんだ!という気持ちになるんですね。その分ママの前では「イヤだぁ!」が炸裂しちゃうのかも。

幼児さんでは、お友だちとうまく遊べなかったとき、お昼寝の時間なかなか眠れないときなど「ママに会いたい!」「ママがいい!」と言っています。「そうだよね、ママ大好きだもんね!でも今は先生でガマンして!」と「10秒抱っこ」をしています。希望者が結構多いので、10秒になってしまいます。

大好きだから困らせちゃうタイプもあるようです。せっかくお迎えに来ているのに、いつまでもおもちゃを片付けないで、フラフラノロノロ‥‥。「いつまでふざけてんの!」ってギュギュギュ〜〜〜っと抱っこしてもらいたいんですね! きっと♡

 

こいのぼりの目

大きなこいのぼりに手形や足形でウロコの模様をつけたり、スタンプ、はじき絵をしたり、各クラス色鮮やかなものができました。 3歳児さんは細い色画用紙で、ウロコに網目模様を作りました。一つ飛ばしてジグザグに‥ではない不規則な模様がとても素敵でした!

台紙に2匹のこいのぼりを貼りました。「目をつけてね」渡した丸シールは2枚。1匹に目はひとつのつもりでした。できあがりには、ヒラメのように目が2つついていました。そうだよね!シール足りなかったね‥‥

今日はこどもの日。でもパパママにとっては、毎日がこどもの日ですよね♡

 

おやすみの日に

今日は仕事休みなんだ〜ゆっくり寝たい〜昼まで寝たい〜〜しかし、彼らにはお休みはありません。365日規則正しくおなかが減ります。おなかが減ると大変機嫌が悪くなります。そして待てません。

保育園では、たっぷり遊んでへとへとになって帰ってくると、給食ができています。ありがたいことだなぁと思います。 おうちでは、すぐ食べられるものを用意しておいたり、まとめて作っておいたり、数々の努力をしていらっしゃると思います。大変だけど、大好きなパパママと一緒に食べるごはん!こんなにおいしいものはないでしょう! 

園では絵本を読んでもらうとき、おひざの上はお友だちと半分こです。「1人がいい!」と駄々をこねる子にも、「保育園では半分こ」がお約束です。 おひざの上を独占して、ゆっくりたっぷり絵本を見る時間。子どもたちの笑顔が浮かんできます!

 

よく見てるんだなぁ

1歳児クラスにて。絵本を4冊持ってきて、3冊を重ねて置き、その上にちょこんとおすわりしました。残りの1冊をひざに置いて何やらお話ししています。絵本を踏んづけるとは何事だ!と思いながら考えます。あ〜そうか!読み聞かせがはじまる時の手あそびをやっているのね。先生が 次に読む本を後ろに隠してるのを真似しているのね。

言葉も少しずつ発するようになっていますが、聞き取るのが難しい‥‥一生懸命に伝えようとしている目を見ながら、正解にたどり着こうとがんばっています。「あいる? はいる? あいく? あ〜バイク!」確かに、さっき通ったよね!

新しい紙パンツを持って、トイレに行きます。まずはトイレに慣れるように、座ってみるところから。紙パンツが汚れていない時はチャンス!タイミングが合うと成功することもあり、ほめられるとうれしそうです。「わあ〜すごいね〜!トイレでできたね〜!」拍手拍手!「じゃあ、パンツはこうか!」汚れていなかったので、脱いだ紙パンツを並べておくと「これじゃない!」の表情で怒っています。「持ってきたのをはく!」ということね。シワ伸ばして置いといたんだけど、違うのわかるのね‥‥